君の名残を

今日、というか前に起きてから今までで本を一冊読みました〜。
読んだのは浅倉卓弥さんの『君の名残を』です。結構長いんですけど、一日で読んでしまいました。夜10時から朝の9時くらいまでずっとずっと読んでました。設定とかが好きっていうのもあるんですけど、純粋に面白かったです。ちょっと説明すると、まぁよくあるタイムスリップものです。現代人が何かの拍子に過去へ飛ばされてしまうっていうやつですね。でもそれ自体に重きを置いてはいないと思います。

舞台は平家物語』、『源平合戦の時代で、歴史に興味ない人でも知ってる人物が沢山でてるので、興味ない人でも読めると思います。まぁ自分のことなんですけどね?日本史に限らず歴史には1ミクロンも興味なかったんですけど、興味もってしまいました。

その繋がり、というわけではないんですけど、次の?大河ドラマ『義経』らしいですね。キャストはサイト見ていただければわかりますが、義経=タッキー 弁慶=マツケン とかそんな感じです。個人的には巴御前役の小池栄子さんには特にがんばってほしいです。ファンになってしまいましたから、巴御前の(笑)。巴御前は、なんでも和製ジャンヌ=ダルクっていうらしいですよ。オルレアンの聖女ならぬ木曾の戦乙女といった感じでしょうか。それと、静御前。まだ役者は発表されてないみたいですね。誰になるんでしょうか?イメージとしてはやっぱり儚げな感じですよね。(いろいろ憶測が飛んでいるようですけどね。かけ離れていなければ誰でもいいかと)
ちなみに、二人静っていう花があって、花言葉静御前の面影」です。知らないと何にも想像できないですけどね。まぁこの人は『ドラえもん』のシズカちゃんの名前の由来みたいですし、かなり有名でしょう。


というわけで?個人的にかなりおすすめです『君の名残を』でも本当に長いです。源氏物語の半分くらいだと思います。ついでにハードカバーなのでお値段もお手ごろではないですね。でも、ボクは半日かけて徹夜で読む価値は十分あったと思います。展開はかなりわかりやすいというか先が読めるくらいですけど、そもそもベースにあるのは史実ですし、展開わかったら読む価値がないような本なら読む必要もないですからね。最近ひねくれたストーリーじゃなくて、ストレートな物が好きなんですよ。

というわけで、ボクは大河ドラマ『義経』、に出てくるであろう巴御前小池栄子、ついでに木曾義仲を応援しています。